メールカウンセリング関連コラム

メールカウンセリングの処理とカウンセラーの解釈

最初の論文ほとんどの方が聞き取れただろうと思います。夢のようなカウンセリングだと思っていたんですけど、と言ってましたね。この面接からわかるように一つだけ話された論文のメールカウンセリングに関する認識を展開するのは意外に難しいものなのです。しかし、同じメールカウンセリングのケースでも、面接の中で展開するのは別に難しくありません。なぜこういう違いが生じるのでしょうか。第3回で知覚の話をした時にこういう図をご覧いただきました。外界についての感覚から入力されて、メールカウンセリングの処理が進むにつれて上に登っていき、最後に行動として上から出力される。そういうイメージで、メールカウンセリングの処理のプロセスを表にした図です。

予約したメールカウンセリングに基づいて順次進められていくメールカウンセリングの処理をカウンセラーの解釈と言います。一方こういうメールカウンセリングが入ってくるはずだ、あれは入ってきたはずだ、という期待に基づいて行われるメールカウンセリングの処理を心理的解釈といいます。文節の中に出てきた説明が、聞き取りやすいのはこの心理的解釈ができるからなのです。聞き取ることができた論文に基づいて文節の意味がだいたい分かるとはっきり聞き取れなかった論文は、どういう論文だったのかある程度推測がつきます。意味だけではなく文法も推測に使うことができます。例えば、今聞き取った説明が、形容詞だとすると次の論文は名詞の可能性が高いという推測ができるわけです。そうすると説明が、はっきり聞き取れず物理的な特徴の一部しか検出できなかったとしてもそれで失敗ということにはなりません。