メールカウンセリング関連コラム

メールカウンセリングという非常に難しい仕事

メールカウンセリングという難しい取り組み

先ほどのパターンに戻りますが、三つめの指標ですが、この第三の指標ですと、メールカウンセリングという非常に難しい仕事ですけれども、カウンセリングを開始する時間は到達時間と呼ばれます。例えば、メールを使う相談の場合に面談を開始して相談を開始してから クライアントが心理的課題を克服するまでの時間も意味します。この経過が一定期間になるとカウンセリングの再設定として検討されます。例えば、あるカウンセラーとクライアントが近づいて行って、面接をするギリギリで経過を見るというコミュニケーションが不特定になると該当するわけです。ところがギリギリで経過を見るという場合には、これはカウンセラーの課題分析、カウンセリングの再検討、カウンセリング変更とまでは言えませんがこういうことはあります。

次にカウンセリングの課題について解説したいと思います。メールを活用したカウンセリングの課題というのはどういうことか、それは実験などそういう検討材料と捉えてよいんでしょう。メールカウンセリングの問題、メールカウンセリングの展開と言いますと、特別な出来事というような意味でとらえられます。今ここでは特異事象と訳しておきます。このカウンセリングの課題というのは、医療の分野や教育の分野でカウンセリングの安全性の問題としてよく取り上げられます。例えば、カウンセラーが間違えて解釈する場合などは、カウンセリングの課題報告がなされてその原因の分析が行われます。カウンセラーの見立ての問題、どういうふうにカウンセリングが経過していったか、一般的な心理支援よりも広い見地でカウンセリングが何か特別な役割を果たすか、特別な事柄が起こったか。例えば、単独でカウンセリングで退席するとか中断するとか問題を起こして止まってしまうとか、そういう場合はカウンセリングの課題とみなされます。カウンセリングというのは、カウンセラーとクライアントの接近というのが対象ですので、その扱う課題ですとか心理面の抵抗が強いということになります。何か特別なことに気づいたら記録しておけば、カウンセリングの課題分析にかけるつもりはなかった事象とか行動とかを全てを取り上げてそういうものを減らしていくことが心理的安全に繋がるのだ、というような考え方でのカウンセリングの課題分析は医療の分野ではよくその報告がなされています。

心理的危機を予防するためのメールカウンセリング研究

メールカウンセリングが認められて2002年に、ロイドカーネマンという人が、彼はメールカウンセリング研究者なのですが、カウンセリングの困難を経験しています。それはメールカウンセリング的な考え方は心理学の中に持ち込んだ持ち込んだということで表彰されました。同じように最近では2017年に、行動心理学の基礎を作ったカルロスセイラーという方がカウンセリングの研究を進めて、残念ながらメールカウンセリングには完了というものがありませんので、対人支援の一手法として確立するということはできないわけです。けれどもこういったことから見ると、メールカウンセリングが他の学問分野においても非常に有効という考え方を持っているということも出来ます。また、その心理学の分野にメールカウンセリングの考え方というのが持ち込まれたというのは、その応用的な側面というものが評価されたということでもあると思われますので、メールカウンセリングのもつ応用的な性格というのがそこでも現れているのではないか。という風に思われます。このようにカウンセリングの分野というのは非常に幅広い分野でありまして、ここの研究一つ一つを見ると語り尽くせないほどの内容を持っています。それぞれの心理的課題を持っていらっしゃる方というのも多いことと思いますので、ぜひメールカウンセリングを学んでいただいてご自身の対人支援の一手法としていただければいいと思います。

それではまず心理カウンセリング研究所というのがどのようなところで、そこでカウンセリングを専門とされてる方がどれぐらいいらっしゃるかということを教えていただけますか。心理学研究の発展に関する研究を行ってます。研究職員はメールですとかインターネットとか様々な分野で10名ほどおりまして、そのうちメールカウンセリングを専門にしてるカウンセラーが2名おります。例えばメールカウンセリング、あるいは教育相談といった様々な分野になっております。そこでは心理的危機を未然に防ぐ心理的危機を予防するためのメールカウンセリング研究を行っています。例えば、心理的危機思考のクライアントもたくさんおりますので、アクシデントを防ぐためにはどういうことが必要か、あるいは心理的危機の被害に遭うことにも個人的な要因、遺伝的な要因が関係をしておりますので、心理的危機の予防につながる要因を見つけ出して、それを減らすためには社会としてはどういうの防犯対策ができててそれを社会の中で広めていくには、社会的に認知を得るためにはどうしたらいいのか、ということを研究しております。

最近お聞きしたんですけれども、どのような研究か教えていただけますか。はい、人間関係の問題が主ですし、場合によっては人が心理的な危機に陥ってしまうとか、ときに命を落としてしまうといったようなもの重大な事案も起きています。ただ後ろには裾野が広くて、例えば恋人と別れてしまったということが心理的な問題行動の原因になるということもあります。ですので親密な関係、恋人との関係がうまくいかなくなった時にどういうような要因が心理的な問題行動の発生につながるのかということも調べております。あるいは、心理的な問題行動の被害というのは特に深刻な被害にあった時に、周りの人に相談をするとか、あるいはカウンセラーとかカウンセリングルームといった専門機関に相談をしてもらうということが大事です。けれども、その一方で、人に危害を起こすのが恥ずかしいとか、あるいは相手が処罰されてしまうんじゃないかというような心配のために相談に至らないというような例もたまにあります。ですので、心理的な問題行動の被害に遭ってしまった方に対して、どのよう背中を押せば、良いカウンセラーに相談にできるとか、被害に遭わないように支援を受けられるかというような、背中を押すためのコミュニケーションの研究を行っております。今の仕事にメールカウンセリングはどのように生きていると思いますか。二つの力があると考えておりまして、一つは一般のクライアントが被害に遭わないように、何かあった場合にできるだけ早く解決できるようにするというような貢献ができてると思います。