メールカウンセリング関連コラム

人間・人間関係の吟味

メールカウンセリングとは、人間・人間関係の吟味です。
メールカウンセリングを受けるかたは、その大半が人間関係の困難さを述べています。そう述べなくても、詰めていくと、やはり人間関係の困難さにぶつかるといって過言ではありません。男と女、親と子、夫と妻、教師と生徒、上司と部下、わたしとあなた。この対になる関係は、強いきずなで結ばれる一方、戸惑い悩みとなり得るのは想像に難くありません。ときには大きな苦しみにさえなります。”あなたなんかに、わたしの気持ちは分からない”、 ”親の心子知らず”。このような心境にたびたび接します。カウンセラーとメールカウンセリングを受けるかたでさえ、支援者と被支援者、ときに支配者と被支配者のような関係にさえおちいり得るのです。

この、対になる異なるものどうしの関係が、通じ合い受け入れあえるのは、人間としての立ち位置においてです。”おなじ人間同士” ということです。メールカウンセリングでは、親子、教師と生徒など対になる関係を、人間関係といいます。メールカウンセリングでは、親とはこうだ、教師とはこうだ、というとらえかたはしません。親である○○さんのありよう、教師である△△さんのありように関心が向けられます。

カウンセラーも、自分がどんな人間なのか、自分のありように関心をいだき、メールカウンセリングを受けるかたとの関係を、人間関係として心得ます。支援者と被支援者、支配者と被支配者、教える者と教わる者のような関係が強いとメールカウンセリングの支障になるのです。このようにメールカウンセリングは、まず人間に、人間関係に注視するのです。

ゆえにカウンセラーは、人間とはなにか。人間をどう理解するか。自分なりの見識はあったほうがよいのです。